HOME | CONTENTS | PROFILE | NEWS | SICK | HOBBY | FAVORITE | DOG | DIARY | COLUMN | LINK | GUESTBOOK | MAIL
 


2000年夏から
オオクワ日記はこちら
Diary.1
Diary.2
Diary.3
Diary.4

オオクワガタおたくでーす。

と言っても本当におたくな人はまだまだ世の中にはいっぱいいるもので、私なんてまだまだタコ。でも子供の頃からずっと虫が好きで、大人になった今もそれは変わりません。 オオクワガタを飼育する前は昆虫飼育の定番(?)ともいえるカブトムシ飼育をしていましたが、羽化して、ガサガサと夜にうるさく暴れて、餌にむしゃぶりついて、交尾して死んでいくだけという彼らにちょっとあきてかけていました。そしてそのころちょうど友人からオオクワガタの幼虫をもらったのをきっかけに飼育をはじめました。

意外と簡単ですよ、オオクワガタ飼育。

オオクワガタの飼育は難しい、と思われがちですが、カブトムシよりちょっと手間がかかるだけで案外簡単です。なかなか自然のなかで捕まえることができないのは、そういう環境がないだけ。雑木林があれば育つのですが、(針葉樹林と違い)人間の利益生むことのないそういう環境は、すぐに消滅してしまうのです。クヌギマットを使ってそういう環境をつくってやれば、あとはオオクワガタ自身が自分に最適な環境をつくって勝手に大きくなってしまいます。


オオクワガタ飼育術

(ここで書くのは、あくまでかいつまんだ話です。もし飼育に興味がありましたら、専門書を見てください。)

■成虫に産卵をさせる方法

まず成虫に卵を生んでもらうためにどうするか。それには、まず椎茸栽培に使うクヌギ材を用意し、水に一晩浸けて十分に水分をしみこませます。そして、その材をプラスチック飼育ケースに入れて、まわりにくぬぎ粉を入れて半分くらい隠れるようにつつんでください。あとは雄と雌のツガイ(もしくは雌2匹でも可)をその中に入れておくだけ。気に入ったら、雌は1匹で20〜30個くらいは卵を産み付けます。 ただし、オオクワガタは3年くらいは生き続ける昆虫(そこがカブトムシより魅力的)ですが、寒い時期には産卵しないので、ケースは春から夏にかけてセットしてください。産卵するとだいたいセットした材木に産卵痕を残しますが、わからなくてもだいたい材木をばらしてバラバラすることが目安になります。それと、幼虫が生まれると彼らの出す化学物質か何かで、カビなどがあまりできないことも産卵の一つの目安になります。不思議でしょ。 産卵を促進するには、ふつうの昆虫ゼリーでもOKですが、できれば蛋白質の入った栄養価の高いものを使うようにしてください。なかには、カブトムシの幼虫や蛹を餌にして(そうこの時だけ雌は肉食に変身するのです。)雌の産卵を促進させる人もますが、私にはちょっと疑問です。でも、幼虫をそのままにしていて、私も雌に食べられたことがあります。(自分の子供を食べてしまうなんて、オオクワガタってちょっと残酷です)あとは、味の素に含まれるグルタミン酸が産卵を促進するらしいのですが、家にはないので、使ったことはありません。

■幼虫が生まれたら、飼育瓶にセットしましょう!

見事産卵したら、注意深く材木を割ってなかから幼虫を取り出して、飼育瓶にセットしましょう。最初のうちは縄張り意識があるオオクワガタも飼育材の中で棲み分けしていますが、ある程度大きくなると争い合うので、必ず1匹ずつ分けるようにしてください。その点飼育瓶は手軽に場所をとることなく分けることができる上、成長状況がよくみえるので、お勧めです。飼育瓶をつくるには、くぬぎ100%のフレークマットとスリコギを用意します。それで、少しずつ瓶の中にマットを詰め込んでスリコギで押さえつけて固めてください。つまり材木と同じ状態を瓶で再現してあげるというわけです。私も材木飼育をしたことがありますが、場所をとる上中もよく観察できないので、楽しくはありませんでした。それに最近流行の添加物を加えるには好都合なので、瓶飼育をおすすめします。そのあとの管理は結構簡単で、クヌギフレークも5〜6月頃に蛹室をつくる前に一度くぬぎを入れ替えるだけ。その方が、頻繁にクヌギ粉を替えるよりクワガタを大きくできるというのが書籍などで紹介されています。

■オオクワガタの幼虫は1年〜2年保育。

オオクワガタの幼虫は1年で蛹化するものもあけば、2年間幼虫で過ごすものもあります。(じっと我慢の2年です)。そして、蛹になったらなるべく触らずほっておきましょう。蛹室が瓶の縁で外から見えるとろこにできれば、超ラッキー!!幼虫から蛹になるところは何度見ても神秘的です。成虫の形になっても体が固くなるまでクワガタムシはカブトムシと違って時間がかかります。だから、成虫になっても無理やりに掘り出したりしないように。(時期によっては、成虫のままで越冬するものもいます)自分の力で出てくるまで、じっと我慢すれば、丈夫な長生きするオオクワガタになりますよ。 これからは後は、やる気になった人だけ読んでください。

■成虫と飼育材はどこで手に入れるのか?

一番入手しにくいのはなんといってもオオクワガタの成虫。昆虫採集でF1(天然もののこと。F2、F3という具合に累代していく)に入れようと思えば飼育をはじめるまでに何年かかるかわかりません。オオクワガタは値段が高いと思われがちですが、もうかつてのような昆虫バブルははじけています。一部新聞などで高い成虫を売りつけようとしている広告を見ますが、今はそんなに高いことはありません。 私はブリーダーたちの買う専門店で買うようにしています。それに大きなクワガタムシと成虫は必ずしも正比例するわけではありません。65mmの♂と42mmの♀でも70mmオーバーの成虫が生まれるそうです。(私はまだ2年生なので、70mm以上は経験がありません。今年こそと思ってがんばっています。乞うご期待。) 飼育材などや100%のクヌギフレークなども、ブリーダーショップで買う方が安くて安心です。一般のホームセンターなどで売っているのをよく見かけますが、飼育の真似ごとだけできるようなものを揃えているだけで(たとえば産卵時期には必要なはずのクヌギフレークも店頭から姿を消しています)、あれでは成虫を飼うことだけが価値あるということを子供に教えているようなもの。本当にその後幼虫を大切に育てることを全く考えていないので、たいへん残念です。

なぜ大きなクワガタムシができるのか?

自然にまったくいなくなったオオクワガタもたくさんのブリーダーたちの手によって、確実に増えているのは喜ばしいことです。でも、最近は、8cmを超えてものが1000万円(一部業界で仕組んだだけという噂もありますが…)で売買されるなどの情報がマスコミで流れてから異常な人気が出ており、ちょっと困った状況です。だいたい自然界でできる個体というのは、6〜7cmがほとんどで7cmオーバーというのはほとんどの場合飼育段階で仕掛けをします。それは、飼育の粉の中に幼虫の成長を促進する添加剤を入れて、幼虫を大きくする方法です。添加剤といっても蛋白質が中心で、小麦粉を使っているブリーダーの人もいらっしゃるようです。 最近特に注目されているのが菌糸瓶を使った飼育方法で(この方法が前述の8cmオーバーにつながったということで、赤丸急上昇!!)私ただいま実践中。左の写真のような既製品も安価で発売されているので利用するとよいでしょう。(でも、8cmオーバーは保証しませんので、くれぐれもご了承ください。)それに8cmオーバーがボンボンできるようになったら、値打ちも下がりますよ。全国に1匹しかいない8cmオーバーだから、1000万円という価格になったのですから。でもばかげた話ですよね。世間では、1000円のお金にも困って公園でテント生活している人たちがいるというのに…。

2000年夏から
オオクワ日記はこちら
Diary.1
Diary.2
Diary.3
Diary.4